Bimini(ビミニ)ボタンは、1940年代にイギリス・ロンドンで作られていたガラス製のボタンです。封蝋のようなぷっくりとしたフォルムのハンドメイドのボタンで、それが高級なお洋服のためのボタンであったと言うことは想像に難くありません。
この工房では1940年から戦後にかけて、ボタンを中心にブローチなども製作していました。戦中戦後の厳しい時代に、このようなアーティスティックなボタンが作り続けられていたと言うことに驚きすら感じます。
ビミニボタンの特徴の1つとして、豊かなデザインバリエーションと、絶妙な色合いが挙げられると思います。当時のイギリスでは、似たタイプのガラスボタンが他社でも作られていたようですが、CO-で扱っているビミニボタンには、すべてビミニ社のバックマークが入っています。
ビミニ社のものであっても、バックマークが入っていないボタンが多い中、バックマークが入ったボタンは、大変希少です。また、類似した他社製品との区別にもなります。
【サイズ】約27ミリX30ミリ 厚み10ミリ
【色】マットゴールド、グリーン、クリアブラウン
【素材】ガラス
【年代】1940年代
【国】イギリス
【おすすめのアクセサリーパーツ】
ねじ式キルトピン・
Swith Ring・
メタルプレート(ブローチタイプ)
【ご注意事項】ガラス製ですので、お洗濯の際は、お洋服から取り外して大切にお使いください。
【Biminiについて】
ビミニ社は、ウィーンからロンドンへ亡命した、フリッツ・ランプルが設立したガラススタジオです。フリッツの友人 女流陶芸家のルーシー・リーが、器を作ることが難しかった戦中に、ビミニ社で、ガラスボタン作りの手伝いをしていたことでも有名です。のちに、ルーシー・リーは、ビミニ社からの発注で陶器のボタンも作るようになります。陶ボタンと同じデザインのビミニ社のガラスボタンもあり、ルーシー・リーファンにとっても、とても興味深いボタンです。ロンドンのVictoria&Albert Museumには、ルーシー・リーがデザイン・製作したビミニボタンも収蔵されています。