19世紀後半から20世紀初頭のボタンは、留めるためではなく、「魅せる」ための様々なボタンが製作されていました。その中でもメタルボタンはプレス加工の技術の発達により、物語の挿絵のような絵柄のもの、流行のデザインを追ったもの、複雑な模様のものなど、多種多様のデザインのボタンが製作されました。
こちらのボタンはシンプルな輪の模様と、中央の草花のデザインが目を引く大きなパリスバックのボタンです。
裏面にT.W&W PARISの刻印があります。
こちらのボタンはブローチ、キルトピンやボタンピンに取り付けが可能です。
【Paris Backsについて】
裏面に”Paris"の刻印がある2ピースからなるメタルボタンを総称して『パリスバック』と呼びます。主な会社にT.W.&W.(Trelon, Weldon & Weil社)とA.P.&Cie, (Albert Parent & Company社)があります。
【サイズ】φ40mm 厚み1.5mm(裏足の長さは含めず)
【色】ゴールド
【素材】真鍮
【年代】19世紀後半-20世紀初頭
【国】フランス
【ご注意事項】古いお品ですので、お洗濯の際は、お洋服から取り外して大切にお使いください。
【おすすめのアクセサリーパーツ】
メタルプレート(ブローチタイプ)・
ねじ式キルトピン・
ボタンピン